5月1日〜31日の記録

15日「石巻しろひげ」がオープンに向けて動き始めます。

 

被災をした多くの方達から直接話を聞いていると、生活に不安を抱えていて
、物資や電気代等の光熱費のかからない避難所から
仮設住宅に移り住むのをためらっている方が多く、問題になっていました。

私達は雇用が復興には大事だと常々感じていました。


ゆくゆくは自分たちが経営出来るよう、指導しながら、
しろひげの利益は雇用運営、支援のために使っていくことを決めました。
早く少しでも多くの人達を雇用、そして自分の店をもてるよう願うばかりです

 

仕事を探している人  自活をしようと考えている人  企業の立て直しを考えている人 しろひげは利益の全額を、あいぴーす基金に寄付をします。 自立を考えている人の支援をしていきます

 

 

15日です。オープンの前にすることは山ほどあります。あいぴーす社員、ボランティアを総動員させて取りかかります。

22日やっと内装の準備に取りかかります。資金の節約のために、業者には頼まずすべて手作りです。

建物の状態と言えば、地震の影響で床はひび割れています。内装も飲食店用ではないので、キッチン、食卓、椅子や看板まで一から手作りです。

床のひび割れた部分にはセメントを流し込みます。素人ばかりなのでこの作業だけでも一週間はかかります。

5月は内装をきれいに片付け、キッチンの基礎をつくります。

外装も腐食している木材に腐り止めのペンキを塗ったりキレイにしていきます。

 

31日「未来へ号」に乗って被災地でボランティア活動をしている、未来美術家の遠藤一郎さんらが、石巻しろひげの看板を書きに来てくれました。

その際、象書家の豚星なつみさんは九州から石巻しろひげの看板を書くために来てくれました。

黒に白の字で、シンプルかつ大きく目立つ看板が出来上がりました。